期待の見積もり

人は期待をするからショックを受けるんだと思う

誰かに裏切られたと感じる時

何もうまくいかないと感じる時

自分だけって感じる時

そもそも裏切られないだろうって期待がそこにはあって

自分はうまくできてるだろうって期待があって

自分もみんなと同じだろうって期待があって

でも違った時に人はショックを受けるんだと思う

それは誰かに問題があるというよりも

それは起きていることに問題があるというよりも

それは自分に問題があるというよりも

単純に自分の期待の見積りがズレていただけなんじゃないかな

見積りがちょっと甘かったんじゃないかな

友達だと思っていた人は元々友達と言えるものではなかったかも知れない

うまくいってると思っていたものは元々大したことはなかったかも知れない

自分なんて元々大したものではなかったかも知れない

というか大抵人間なんて大したものではないし

この世界なんて大したものではない

ショックを受けたあとはそっと期待の見積もりを修正して

何事もなかったようにまた笑顔で前に進もう

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